危ない業者から5万の買い物
2007.01.04
3日の朝日新聞に「ネット商習慣確立を」と題された記事があった。
その記事の中で、経済産業省在職時代に電子商取引の消費者
保護政策などを担当の後、退職してネット取引のトラブル相談や
仲裁役を担う非営利の民間団体を立ち上げた人物が、ネットで
買い物する際の消費者へのアドバイスとして、驚愕の発言をし
ていた。
危ない業者かもと思ったら5万円までの商品にする。
このように、自分でリスク管理することが大切だ。
ちょっと、待ってください。
「危ない業者かも」と思う相手から、5万もするものを買う人は
いないでしょう。(危ないモノを買いたい人は別ですが)
いや、それは私の価値基準であり、きっと、この人にとっては、
「たかが5万」なので、危ない業者にだまされても大した問題
ではないからリスクをとって日本経済のためにもドンドン買い物
すべき、ということを言いたかったのかもしれない。
はい、そういうことにしておきましょう。
そうだと仮定して、それでも危ない業者から買うことのリスクは、
品物が届くかどうかという問題だけではなく、個人情報の悪用など、
二次災害を引き起こす危険性が懸念されるわけであり、それが
未だに被害者を出し続けている振込め詐欺などを引き起こす原因
になっているのでは、と考えるのは素人の浅知恵なのだろうか?
正月早々、驚くべき「専門家」の貴重なご意見をお聞きしました。
この人のネットトラブルを仲裁するお仕事は今後益々増え続ける
ことになりそうですね。
石原功
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