見栄マーケティング(1)
 国内線にファーストクラス

2007.01.25

JAL(日本航空)が国内線でファーストクラスを導入するという。

通常の座席料金に一万円プラスという国内線最高の価格設定は、
千円プラスという『割安な上級座席』クラスJの導入によって
ANA(全日空)に流れてしまった『本物の上級席』にこだわる
ワガママな客を呼び戻すのは勿論のこと、
もともとANAのスーパーシートプレミアム(プラス5000円)では
満足のいかないお客をもつかんでいこうという目論見なのだろう。

現在の『クラスJ』はそのままに、そのさらに上にファーストクラス
を設けるというのだが、国内線でファーストクラス、ですか?

羽田から大阪まで一時間。
札幌や福岡まで飛んでも、せいぜい二時間。

そこまでこだわらなくても、よさそうなものだが。

客室乗務員の友人いわく、クラスJでは普段からビジネスクラスや
ファーストクラスに乗るのが当たり前になっているワガママな乗客
(主に会社の経費で乗る社用族)には不満だったらしく、例えば
上級座席なのに「上着を預かってくれない」というのも
「大きな不満」の一つだったらしい。

確かに、エコノミークラスでは「上着を預かって欲しい」とお願い
しても断られるのに、ビジネスクラスでは頼みもしないのに
向こうの方から「お預かりします」と言ってきてくれる。
彼らにとって、その差は気分的には大きいのだろうが、
とはいえ所詮は短時間の国内移動。そんなに大した
問題ではないと思うのだが。

座席の広さに関して言えば、何も余分にお金を払わなくても、
出入口横の客室乗務員と向き合う位置にある座席は、普通
料金で乗れて、上級座席よりも前方が広くて足も伸ばせる。

(ちなみに、私はここを好んで乗っている。中には客室乗務員と
向き合うので、目が合って恥ずかしいということを言う人もいるが、
私は大抵本か雑誌を読んでいるので気にならないし、この席
での乗務員との『ご対面』を楽しみにしているマニアもいるだろう)

機内で出る食事に関しては、各社素材や調理方法などを強く
アピールするが、とはいえ機内食にそれほど期待できるはず
もなく、そこまでお金をかける意味があるのか?

そんなに弁当にこだわるなら地上で自分の好きな弁当を買って
機内に持ち込めばいいし、食事にとことんこだわるなら、地上に
降りれば飛行機で余分に払う金額の半分以下で、それ以上に
美味しいものが食べられる。

それでも上級座席こだわる人がいるのは、やはり人間の持つ、
見栄のなせるワザだろう。

顧客の見栄をどうやってくすぐるか。
これはビジネスにおいては、かなり重要な意味を持つ。

顧客の見栄を徹底的にくすぐる戦略。
これを私は『見栄マーケティング』と呼ぶ。

このコラムでも数回に分けて『見栄マーケティング』について
書いていきたいと思う。


石原功

ワガママ
ロンドンにWagamama(ワガママ)というレストランチェーンがあり、
ロンドンの高級エリアknightsbridgeにある高級百貨店Harvey Nichols 
の中に、「ワガママ」とカタカナで書かれたロゴを発見した時は、
そのあまりにも不釣合いな状況に笑った。
ただ、ここは店名だけで、店は飛行機のファーストクラスのような
ワガママは聞いてくれないようで、価格も比較的安い値段で和食風
の料理を提供しているらしい。(基本的に海外では日本食は食べない
ので、自ら体験したことはない)店内にいるお客も現地の人が多いようで、
そのほとんどは店名の意味すら理解していないはずだ。

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難婚世代

2007.01.14

朝日新聞一面掲載の「ロストジェネレーション 25〜35歳」
という連載で「難婚世代」と題された記事が掲載されていた。

この世代で、結婚しない、結婚できない人が増えている
というもの。

記事の中で、ある独身女性のことが取り上げられていた。

その女性は、

34歳 東京都 派遣社員

<理想の結婚相手>
年収一千万以上
最低でも正社員

であり、

世田谷の閑静な住宅街に住んで、専業主婦になって、
子供には海外留学をさせて、休みは家族で旅行に行って-。

という結婚生活を思い描いているという。

派遣社員の彼女の手取り月収は、20万円台前半でボーナスは無し。

「自分の力だけでは年収500万円も無理。結婚は豊かな生活へ
ジャンプできる大きなチャンスだと思う」

という彼女は、一昨年の夏に結婚情報サービスを提供する会社
に登録したが、

「理想の相手はまだあらわれていない」という。


この記事を見て、久しぶりにある人物の事を思い出した。

数年前

「40歳までにどうしても結婚したいので誰か紹介して欲しい」

と周囲の人に相談していた当時39歳の男性がいた。

その人が女性に求める条件は

 美しい顔
 スレンダーな体型
 美大に通うお嬢様風の雰囲気
 三十歳未満であること
 性格の良さ
 自分を受け入れてくれる包容力

だった。

一方で、その彼は、チビ、デブ、ハゲ、不細工、不潔
いわゆる5冠王を達成しており、周囲は「条件の見直し」
を遠まわしに進言したようだが、本人はそれを変えること
なく、結局は独身のまま40歳を迎えた。

両者は、まさにこの新聞記事でいうところの「難婚世代」
の典型例であるが、共通することは(お互いに『共通』と
して同類にされることは不本意だろうが)、相手に何かを
求めるばかりで、自分が相手に何かをしてあげるという
発想が極めて希薄であることではなかろうか。

記事に掲載されていた女性にとって、結婚が「大きなチャンス」
であるとして、では、相手の男性にとって彼女との結婚は一体
何なのだろう?自分が「大きなチャンス」を得て、相手の男性
には何を与えることが出来るのだろう?

また、理想の女性像として5つの条件を掲げ続けた「5冠王」
の男性にとって、自らはそれにふさわしい何を女性に提供する
ことができるのだろう?

かつてジョン・F・ケネディ
「国が何をしてくれるのかを問うのではなく、自分が国のために
何が出来るのかを問うべき」
との言葉を残したが、この二人
が「難婚」の時代を生き抜くために「国のために何かをすべき」
とはいわないが、

相手が何を与えてくれるのかを問うのではなく、
相手のために自分が何を与えることができるのかを問うべき

などというのは、やはり余計なおせっかいなので、やめておいた方
が正解なのだろうが、ついついコラムで書いてみたりする。


石原功


P.S.
ちなみに「5冠王」の彼はカツラをかぶっていたので、
「公式には」ハゲではない。周囲は誰も指摘はしな
かったようだが、多くの人は気付いていたずだ。
無論、本人は大枚はたいて買ったカツラに周囲が
気付いているとは思っていないようだったが。

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危ない業者から5万の買い物

2007.01.04

3日の朝日新聞に「ネット商習慣確立を」と題された記事があった。

その記事の中で、経済産業省在職時代に電子商取引の消費者
保護政策などを担当の後、退職してネット取引のトラブル相談や
仲裁役を担う非営利の民間団体を立ち上げた人物が、ネットで
買い物する際の消費者へのアドバイスとして、驚愕の発言をし
ていた。


危ない業者かもと思ったら5万円までの商品にする。

このように、自分でリスク管理することが大切だ。


ちょっと、待ってください。

「危ない業者かも」と思う相手から、5万もするものを買う人は
いないでしょう。(危ないモノを買いたい人は別ですが)

いや、それは私の価値基準であり、きっと、この人にとっては、
「たかが5万」なので、危ない業者にだまされても大した問題
ではないからリスクをとって日本経済のためにもドンドン買い物
すべき、ということを言いたかったのかもしれない。

はい、そういうことにしておきましょう。

そうだと仮定して、それでも危ない業者から買うことのリスクは、
品物が届くかどうかという問題だけではなく、個人情報の悪用など、
二次災害を引き起こす危険性が懸念されるわけであり、それが
未だに被害者を出し続けている振込め詐欺などを引き起こす原因
になっているのでは、と考えるのは素人の浅知恵なのだろうか?

正月早々、驚くべき「専門家」の貴重なご意見をお聞きしました。
この人のネットトラブルを仲裁するお仕事は今後益々増え続ける
ことになりそうですね。


石原功

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謹賀新年 寺で除夜の鐘を撞く

2007.01.03

新年明けましておめでとうございます。

元旦は除夜の鐘を撞きに行きました。
参拝者が鐘を撞くことができる寺がありまして、
これまでにも何度か年始に行っているのですが、
いつもここへ来ると「正月だな」と感じます。

お寺の鐘は、撞くと体に響き、何ともいえない重厚
な音がします。

希望者がいる限りはいくらでも撞かせるので、勿論
108回で済むはずもなく、恐らく500回ぐらいは撞い
ているのではないでしょうか。

寒空の中で行列を作る参拝者のために焚き火が
用意され、そして甘酒までもが無料で振舞われます。

お寺に来ても、お参りせず、お賽銭もださず、鐘を撞いて、
甘酒飲んで、焚き火で体を温めて帰るだけの「ひやかし」
がいても、この習慣は毎年変わることなく続いています。

この寺は周辺に広大な土地を持つ大地主であり、
市場価格を考えたら絶対にあり得ないというような
低い地代で土地を貸していると聞きます。

また、少年野球チームなどに寄付したりする、
パトロンとしての一面も持っています。

一年のうちで、寺に来る事など観光案内を除けば元旦しか
ないのですが、この寛大で太っ腹な寺に来るたび、一年の
最初に新鮮な気持ちになれ、とても貴重な時間を過ごす事
ができるのです。

余談ではありますが、甘酒を配る人の中に、地元のボランティア
に混じって、葬儀屋の方がいらっしゃったのが、お寺との関係を
暗示していて、非常に興味深かったです。

本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

フィールドストーン株式会社
石原功

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死刑に関する3つのニュース見て思うこと

2006.12.31

年末、ほぼ同時期に死刑に関する3つのニュースを見た。

イラクの法律では、死刑確定から執行まで30日。
(そして、実際には4日後に死刑執行)

日本では、一年3ヶ月ぶりの死刑執行。
(前の法務大臣は執行命令に署名することを拒否した)

そして、アムネスティは、死刑反対の声明を出した。

やはり、世界は広いなと思う。

こんなに小さな日本でも、考え方の違う色々な人がいる。
ましてや世界中で考えが違うのは当然だろうが、それに
しても全く違うなと思う。

人間というものは、それぞれが、自分の価値観に基づいて
意見を持ち、他人は間違っていると思う。

何が正しくて、何が間違っているのか、それは、人それぞれ立場も違い、
一概には言えない。新しい年も、これまでと変わらず、世界中で意見の
対立が起こるだろう。宗教や文化や気候や経済が違う状況で、意見の
完全一致など有り得ない。

自分が正しいと思っていても、自分とは違う考え方の人もいるのだ、
ということを常に念頭に置いて、発言しておくことが大切なのではないか。

私も人の迷惑を掛けない範囲で、自らの意見をこの場で発信し続けて
いきたいと思う。2006年も大変お世話になりました。


石原功

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ジャージ姿で記者会見

2006.12.29

阪神タイガースからポスティングシステムを使って
NYヤンキースに移籍が決った井川投手が、
入団記者会見を地元・茨城県内の体育館で行なった。

しかも、服装はジャージ

その理由は明確で、会見前に練習を行い、終了後も
自主トレをすぐに再開するため、だそうだ。

結果を出すため、たとえ記者会見であろうと、
大切な練習の一分一秒も無駄にしたくない。
そういうことだろう。

素晴らしいプロ意識。
彼はメジャーでもきっと成功するだろう。

彼にとって、晴れの舞台である入団記者会見での
「おしゃべり」など、どうでもいいのだ。

おしゃべりオジサンにも見習って欲しい。
まあ、見習えるぐらいなら、オジサンになる前に
誰かから見習っていたとは思うが。

石原功

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いじめ

2006.12.29

いじめが相変わらず大きな問題だ。

昨日のニュースで、かつていじめで自殺した子供がいた学校の教師に、
その後の取材を申し入れたところ

「自分の恥になるので取材を受けたくない」

と断っている映像が流れていた。

この教師は、その答えている姿そのものが、最大級の恥さらしだ
と言う事に気付いていないようだ。

私の同級生でも、一番出来の悪いのが教師になった。
出来が悪いというのは、学校の成績のことではない。
彼は、同級生が不慮の事故で亡くなったお通夜で、
遺族から寿司が食事として出されたとき、

「おい、XXX(亡くなった同級生の名前)のおごりだぞ!」

と大きな声で言った。

普段は口の悪いジョークを言う同級生達も、さすがに顔をしかめたようだが、
そんな社会性のかけらもない人物が教育者として教壇に立っているのだ。

何をいいたいかというと、学校に期待するのはもう止めよう、ということだ。

教師が悪い、学校教育が悪い、と責めてばかりいてもいじめはなくならない。
彼らはいじめをなくす方策など知らないし、自らの保身に必死だ。

子供の身は親が家庭の教育の中で保護していくしかない。

必要なら、親バカと言われようが、学校まで乗り込んでいって監視
したっていいし、そんなに問題のある学校なら行かなければいい。
転校だってできるし、勉強なら家でもできる。

友達なら学校以外でも作れる。

社会道徳は家庭や普段の社会生活の中で学んでいけばいい。

とにかく、学校に過度な期待を持つのは、もうそろそろ止めにしよう。

もし、暴力、金品の要求、脅迫など、明らかに法に抵触する問題
が起こったら、法の番人の手にゆだねればよい。警察に行くことを
躊躇していてはいけない。それは、問題を悪化させるだけだ。
本人や家族が解決しようとしてもできるような問題でもないし、
ましてや学校に期待できるものではもちろんない。

それから、いじめは子供だけの問題ではない。

残念ながら、社会に出ても、いじめは存在する。いじめを完全に防止
する方策などないし、今後もなくならないだろう。

ただ、唯一確実にあなたをいじめから守るのは、あなた自身の心だ。

いじめる奴は、あなたが「困っている」という表情を見せれば見せるほど、
面白がり、優位に立ったと勘違いし、益々あなたにつけこんで来る。
いじめられても、それがどうしたの、なにかあったの、と涼しい顔をして、
攻撃を軽く「かわす」のだ。

正面切って応戦する必要はないし、復讐する必要もない。
ただ、かわすのだ。

そして、いじめる相手を「心の傷ついた、かわいそうな人」だと思い、
自分が精神的に上に立つのだ。

これは、単純だが、ストーカーで困っている人にも有効なアドバイス
だと思う。

困った顔をしてはいけない。
もしかしたら、人生で一番困っているのは、いじめている側、
ストーカーしている側なのかもしれない。そう思うことだ。
そう思った瞬間に、あなたはもう、相手より優位に立っている。


石原功

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電話の着信音に抗議して退席
 球団社長は「おしゃべりオジサン」か?

2006.12.28

西武ライオンズの赤田選手が、契約交渉の席で球団代表の
携帯電話に着信音が鳴ったことに抗議して退席したという。

着信音が鳴っただけけなのか、それとも球団代表が着信音に反応し、
目の前にいる赤田選手との交渉を中断して電話をかけてきた相手と
会話をし始めたのか、報道を見る限りでは分からない。

着信音が鳴っただけなら、それほど怒ることでもないのではないか。
着信音を消し忘れるというのは、もちろんほめられた行為ではないが、
かといって怒って球団代表との交渉の場を退席するほどのことでもない。

一方で、もし交渉を中断して他の人との電話で会話を始めてしまった
のだとしたら、それは赤田選手が怒るのももっともだ。

目の前にいる主力選手との大切な交渉の場よりも優先しなければ
ならないことなど、その時点ではなかったはずだ。もしそうなら、彼
は球団代表としての優先順位を完全に間違えている。

所構わず携帯でしゃべる人は結構いる。
電車やバスの車内、車を運転しながら、コンサート会場、
映画館等々。

電話がかかってきたら即座に出なければいけないという彼ら独特の
「プロ意識」からくるのか、本人達もそれほど罪悪感もなく、周囲の目
にも声にも大して動じる様子もない。

私がひそかに「おしゃべりオジサン」と呼んでいる人物がいる。
彼は、いつでも、どこでも、誰とでも、本当に良くしゃべる。
一体何をそんなにしゃべりたいのか、どうしていつもそんなに
しゃべるネタがあるのか、皆目見当がつかない。

しゃべりだしたら止まらない。

ただひたすら、己の欲望のままに一方的に話をする。

そして話をし終わった後は、満足げだ。

ただし、人の話は聞かない。

他の人がおしゃべりをしだすと、

早く俺にしゃべらせてくれ

とでも言いたげな表情で、なんだかとても我慢しているような感じだ。

会合の途中でも携帯を鳴らし、かかってきた電話には必ずでる。
しゃべり続ける彼の大声で、会合は中断せざるを得なくなる。
マナーモードにするという発想はない。彼には、かかってきた
電話には即座に対応するという、強い信念があるから。

しゃべるのに夢中になって
「次の約束の時間は大丈夫ですか?」
と心配するのは、いつも不本意ながら聞き役に徹せざるを得ない
周囲にいる人間だ。

そう、彼は、おしゃべりなだけでなく、遅刻の常習者でもあるのだ。
その遅刻の原因は、一度始まったら止まらない、やめられない、
彼のおしゃべりだ。しゃべりだしたら最後、次の約束のことなど
忘却の彼方に行ってしまうらしい。

実際、約束の時間通りに来たことなどほとんどない。
かつて、彼の「遅刻率」を計算したら、92.5%だった。

歩いて移動中に電話がかかってくると、一緒に歩いている
我々のことはお構いなく、立ち止まってしゃべりだす。

なぜ立ち止まるのか、その理由を聞いたことはないが、
オシャベリに集中すると全神経が口にいってしまい、
足の筋肉が動かなくなり、歩けなくなるのだろうか。

仕方なく一緒に立ち止まらなければならず、
そして、彼のおしゃべりにつき合わせられる。

彼曰く

「携帯は俺にとって、オフィスも同然。無くなったら死活問題だよ」

フリーランスの彼にとって大切なものであるというのは分かる。

ただ、彼は他人の時間という限りある資源を奪っているという事に気付
いていない。5人で会っている時に彼がおしゃべりを始めれば、彼以外
の4人の時間を奪っていることになるのだ。そして、おしゃべりのせいで
次の約束に遅刻をすれば、さらに被害者を増やすことになるのだ。

おしゃべりというと、女性の象徴のように思われがちだか、
実際には、彼のような「おしゃべりオジサン」はこの世の中に
多数存在する。

赤田選手を怒らせた、あの球団社長も、もしかしたら
「おしゃべりオジサン」の仲間なのかもしれない。


フィールドストーン株式会社
石原功

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ついにクレジットカードOKになるようです

2006.12.18

以前ここのコラムでも取り上げた、NTTが固定電話料金の
クレジットカード払いを受けつけない問題について進展がありました。
ついに来年一月からクレジットカードでの支払いを開始するそうです。
NTTの公式発表文

NTTがやっと固定電話でやっとカード払いを認めようとしている今、
携帯電話の業界では「決済」に関連するサービス競争がすさまじい。

まだまだ実際に使っている人はそれほど多くないようですがが、
「おサイフケータイ」。これは本当に便利です。
サイフから小銭をだして、支払う。または、お札をだして、
おつりをもらってサイフにしまう。
このちょっとした動作の積み重ねが、いかに負担になっていたか
ということを「おサイフケータイ」を使ってから実感しました。

ちなみに、この「おサイフケータイ」は「おサイフケイタイ」でも
「おさいふケータイ」でも「お財布携帯」でもなく、あくまでも
「おサイフケータイ」でなければならないそうだ。

「お」がひらがなで、「サイフ」はカタカナで、「ケータイ」は
「ケー」と伸ばさなくてはならない、「ドラえもん」のような簡単そうで、
実はちょっと表記が面倒な名前なのです。


石原功

PS.
この問題は結構注目度が高かったらしく、例のコラムを書いた時に
このコラム欄へのアクセスが急増し、一時はYahooで「公金クレジット」
というキーワードで検索すると9位にランクインしていました。

検索結果の他のサイトは、カード会社や、国や公共団体などのサイト
ばかりであったので、その中でこのコラムは異様に目立っていましたね。

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富士スピードウェイ F1日本GP
 「チケット&ライドシステム」採用

2006.11.10

来年のF1日本グランプリの開催地、富士スピードウェイ
概要を発表した。

道路などの周辺環境に配慮し、スムーズな来場を図るため、
観戦チケットとサーキットへの最終アクセスをセットにした
「チケット&ライドシステム」を採用し、一般来場者の最終
アクセスはすべてバスとする
スポーツナビより)そうです。

先日の私のコラムを読んで決定されたわけではもちろんなかろうが、
大変素晴らしいことであるし、また来年も見に行くファンにとっては
うれしい話ではないでしょうか?

いや、それとも、やはり車が好きなので、あえて愛車でサーキット
まで乗り込みたいと思う人の方が多いのでしょうか?

後者の意見も理解できるが、ここである人のエピソードを紹介したい。

私の知人のあるインターネットの専門家は、まさにインターネットを
こよなく愛し、インターネットが世界に福音をもたらすと信じているが、
一方で、新年最初に誰もがやる「あけおめ」(あけましておめでとう)
のメールも、新年になる前の大晦日のうちに送信しておいて、新年
明けた直後のネット回線「大渋滞」に配慮している。

まさに、ネットを愛するがこそ、そのネットの負の側面についても
真剣に考え、対処しているのです。

モーターレースファンも、車を愛するなら、レース前後の交通渋滞
も考えるべきなのかもしれませんよ。

レース見に行って行き帰りに不快な思いをするくらいならまだいい
んです。好きで見に行っているんですから。

問題は、地元の人達。

特にF1に興味のない人たちにとっては、とんだ災難でしょう。

家にいればエンジン音やら観客の声やらで耳鳴りがして
(興味のないものからすれば、騒音以外の何者でもなし)、
一歩家の外を出れば大渋滞、家に戻るにも決死の覚悟、
レース後は道路にゴミが山積。

こりゃあ、たまりませんよ。

やはり、今回の富士スピードウェイの決断には、拍手を送りたい。
(鈴鹿も復活を目指してがんばれ!)


石原功

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公金にもカード決済の動き
  なぜ電話料金はカード決済させない?

2006.11.03

税金や国民年金、水道料金などの「公金市場」といわれる分野
の支払いにも、クレジットカード決済が広まる模様だ。

かつて、アメリカでは駐車違反の反則金もカードで支払うことが
できるという話を聞き、驚愕したものだが、このままだと日本でも
近い将来導入されることは間違いなさそうだ。

すでに電力やガスや病院での支払いではカード決済を認めており、
カードでの支払いに一元化して家計の管理を効率的にしたい、
特典として付与されるカードのポイントやマイルを得たいという
ニーズが年々高まっている。

通信業界でいえば携帯電話もインターネットプロバイダー料金も
カード決済はすでに導入済みだが、なぜかNTTの固定電話料金
だけは相変わらずクレジットカード払いを認めていない。

インターネットを使っている者にとっては、通話はIP電話を使うことが
当たり前になってきており、ますます固定電話は脇に追いやられて
いる昨今、この不便さには納得がいかない。

携帯でしか通話をしない者にとっては、固定電話をもつメリットなどなく、
現実に持たない人も増えてきている。地域によっては、光やCATV
が契約できず、ADSLしか引けないので、インターネットを使うために
必要もない固定電話を「仕方なく」契約しているというケースもあり、
最も優先順位の低いものだ。

それなのになぜカード払いすらできないのか?
NTT東日本のWEBによれば、18年度中のカード払い実施を検討
しているが、あまりにも遅すぎる対応だ。


石原功


「公金クレジット決済協議会」設立に関するリンク
三井住友カード
JCB
DCカード

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松坂ポスティングでメジャーリーグへ

2006.11.02

西武の松坂投手がポスティング(入札制度)にかけられることが決まった。
入札条件によっては球団が移籍を拒否する権利を持っているとはいえ、
西武の厳しい財務状況を考えると、松坂が米大リーグに行くことは間違
いないだろう。

それにしても、ソフトバンクの王監督とロッテのバレンタイン監督のコメント
が興味深い。

王監督が「頑張ってほしい」という一方で、バレンタイン監督はこういった。


日本球界は最高の打者であるイチローに続き、
最高の投手を失うことになった。

悲観すべき問題でもある。放送権などで財源を確保しなければ、
今後も有望な選手が米国に行ってしまう。

松坂の移籍が最後の警告になることを願う。
(日経新聞より引用)


大リーグ出身のアメリカ人であるバレンタイン監督が、
日本の球界の現状を嘆いているのだ。

すでに日本の球界はメジャーグの下部育成組織となってしまっている。
衛星放送の普及でメジャーリーグ観戦がすっかり身近になったいま、
ファンはますます目が肥えてきているし、選手もより高いレベルの舞台で
自分の力を試してみたいと思うのがアスリートとしての自然な感情だろう。


日本のプロ野球界をダメにしている要素は多々ある。

1.外国人選手枠規制(良い選手なら世界中から募ればいい)
2.観客席のマナーの悪さ(鳴り物を使った応援がうるさすぎて、選手も観客も試合に集中できない!)
3.多すぎるバント(勝つことだけにこだわっても、試合がつまらなければ意味がない)
4.親会社からの援助に頼った球団経営(赤字分は親会社に補填してもおうと考えている限り、経営とはいえない)

このままではバレンタイン監督の悲観通りであり、またそれを食い止める
方策も今のところ見つからない。日本のプロ野球は、すでに危機的な状態
にあり、早期抜本的な改善を求められているのだ。


石原功

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プロ野球選手とピアノの広告

2006.10.30

某プロ野球選手がピアノの新聞広告に出ていた。

私はその選手に興味があり、またピアノにも興味があるが、
その両者が並んで写っている広告には全く興味をひかれない。

一体、その選手とピアノにどんな関連性があるというのだろう?
彼がピアノの広告に起用された経緯は知らないが、
見ている側からすれば、両者に全く関連性が見られない。

コラボレーションをしてシナジー効果があらわれることを

1+1=3

などと表現したりするが、この広告の場合は、

1+1=0

ではなかろうか。

もったいない。。。

石原功


これは便利!コインで削れる宛名ラベル

2006.10.27

コインで宛名が削れるラベルが発表された。

いつも届いた郵便物や小包に付いた宛名を消してゴミ箱に
捨てなくてはならず、面倒だった作業が解消される。

共同印刷とヤマトロジスティクスの開発だが、ヤマト運輸以外の
宅配業者及び郵便局には販売していかないのだろうか?
ぜひ抱え込まずに広く一般に広げて欲しい逸品だ。

名前の「消え〜るくん」はいただけないが、
とはいえこのラベルを使いたくなくなるほどひどいものではない。

石原功


踊る大蔵財務官

2006.10.24

日経新聞の「私の履歴書」に連載中の国際通貨研究所理事長、
行天豊雄さんのコラムが面白い。

連載22回目に出てくる危機管理体制の日米格差に関する部分で、
当時大蔵省財務官であった行天氏がアメリカからの緊急電話が
かかってきてもつかまらないことに対して、交渉中の米財務省幹部
があきれていたというエピソードを披露。

アメリカでは彼ほどの高い地位にある人であれば、24時間いつどこ
にいても、必ずすぐにつかまるよう万全な体制が組まれているという。

自分が当時、電話に捕まらなかった理由として行天氏は、


よく六本木の地下のディスコに行っており、
ポケベルがつながらなかったのかもしれない


財務官が六本木のディスコ(今となっては殆ど死語だが)ですか!?

いやあ、驚きました。
非常に興味深い方です。

当時は、今以上に財務官が六本木で踊ることなど非常識で、
その姿を世間に見せられなかったはず。
もし見られたりしたら、それこそ世間の目は冷たかったはず。

お会いしたことはありませんが、きっと素晴らしい、愛すべきキャラクター
の方なんでしょうね。

石原功